放送作家、筏井正樹は、
三つの言葉を大切にしています。 ①「下町」②「ニッポン」③「連鎖」
①「下町」 漫画家・ちばてつやさんの漫画に出てくるような「長屋」「どぶ川」「かかあ天下」がそろえばそれは下町の情景です。さらに「屋形船」「銭湯」「タバコ屋のお婆ちゃん」などがそろえばもうそこは下町ワールド。 そんな懐かしい人や点景も、もちろん下町ですが、僕の下町観は、特定の地域をさすものではなく、「閉じ込められた環境でもがく人々が互いに助け合って生きる空間の総称」だと考えています。 人がぶつかりあうところ。それが下町であり、そのエネルギーを仕事や作品にいかしていければ、と考えています。
②「ニッポン」 ニッポンは「コトダマがさきはふ国」だとか、「コトダマのたすくる国」などと言われていますが、いろんな言葉を交換しあい相手との距離を縮め、それがひとつの強い意志で結ばれたとき「ニッポン」という響きが生まれます。 ニッポンは、アジアの東にある特定の島国をさすのではなく、働く意欲と平等精神にあふれた意思が凝り固まり、エネルギーを発散する動作を音に変えたものだと考えます。 そんなニッポンをもっともっと知りたくなるような創作を続けたいと思います。
③連鎖 いつか寿命はきます。中途半端だと思っていても必ず次の人が現れて夢の続きを行います。「食物連鎖」のように強いものへと連鎖する場合もあれば、「研究者」のように、前任から後任へと受け継がれる場合も。 どこまでも続く「終わりがない旅」それが僕自信でもあり、作品でもありたいと思います。
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筏井正樹の「心構え」を最後まで読んでいただきありがとうございます。
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